京都市にてマンションの改修工事 ― その4 ―

京都市にてマンションの改修工事です。

今回は、内部階段の手すりの塗装工事になります。

既存の状態は、悪くはなく錆も無いので綺麗に仕上げていきたいと思います。

今回の仕上げの色は N2( 黒/ 3部艶 )で2液性のウレタン塗料で仕上げていきます。

1液性のウレタン塗料もありますが、手摺りで人が触る事を考えると少しでも耐候性があるものが良いと思い2液性のウレタン塗料を選択させて頂きました。

そして、下塗りには黒色の1液性エポキシ 錆止め 塗装で施工させて頂きます。

最初に、汚さない様に階段 を上から下まで養生していきます。

養生完了後、手摺り全体をケレン束子の100番位で研磨して素地に細かな傷を付けて塗料が少し吸い込んで密着するように施工していきました。

京都市マンション内部階段手摺り

研磨完了後、ケレンカスが付着しているので、ウエスで軽く乾拭きをし綺麗に清掃して
錆止めの塗装作業を進めていきます 。
錆止め塗装は、塗料を少しシンナーで薄い目にして研磨の傷に吸い込ませて密着させていきます。
例えると木に根を生やすように密着させていくイメージです。
京都市マンション内部階段手摺り
今回は、塗装道具に最近流行りのミニミニローラーで均一に塗装していきました。
このミニミニローラーですが、塗料のしぶきが落ちにくく飛散も少ないので重宝しています。

錆止め乾燥後に、2液性ウレタン塗料を塗装していきます。

黒色の下塗りの上に黒色の上塗りですので少し分かり難いですが
そこはシッカリ2回上塗りをして、塗り残しの無いように対策をして施工させて頂きました。
京都市マンション内部階段手摺り
上塗りを2回塗装して一日乾燥させて翌日に養生を取り外しました。
養生撤去後、階段に塗装汚れが無いか見回りチェックをして完成です。

そして、少し色が気になっていた分電盤も サービスで 塗装。
これなら、私も少し納得です。
京都市マンション内部階段手摺り

サービス塗装でしたので下塗りはしていませんが
ケレン研磨をガッツリさせて頂いたので大丈夫かと思います。
これで、黒ペンキの塗装完成です。

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